CONCRETE
PRODUCTS INSTITUTE
団体について
骨材(砂・砂利)の枯渇という社会課題に危機感を持つ、即時脱型方式コンクリート製品メーカーを中心とした団体です。廃棄物を再生骨材として再資源化し、再生骨材を使った高品質なコンクリート製品の製造法開発・普及を推進しています。
取り組みについて

成形品を型枠下方に押し抜く製造方法
即時脱型方式
即時脱型方式とは、振動する型枠に水分の少ないコンクリートを流し込み、数秒で加圧成形した後、すぐに成形品を型枠下方に押し抜く製造方法です。成形機と呼ばれる自動機械を用いることで設備全体を自動化でき、少人数で土木用、建築用、舗装用などのコンクリート製品を大量に生産することが可能です。
即時脱型の技術や設備は、焼却灰や汚泥、顆粒状や粉体状の廃棄物の固化にも使用され、廃棄物の再資源化に貢献しています。




取り組むべき2つの危機
- コンクリート骨材枯渇の危機
- 最終処分場の残余年数ゼロの危機
コンクリートの原料であるセメント・砂・砂利は、多くの鉱物資源を輸入に頼る日本においては、珍しくすべてが国産です。国土建設において鉄と並び不可欠な素材でありながら、その原料となる砂や砂利(骨材)が近い将来枯渇するという事実は、ほとんど社会的に取り上げられていません。
すでに100万トンを超える砂が輸入されており、骨材の輸出を禁止する国も出始めています。現時点でも、日本の砂・砂利の60%以上は岩石を破砕して製造されたものです。このまま骨材の枯渇が進めば、土木・建築工事への影響は計り知れません。
VISION
が目指すもの



CPIの会員は、こうした骨材枯渇の危機を真剣に受け止めています。最終処分場に廃棄されている廃棄物を再生骨材として再資源化することで、骨材の枯渇時期と最終処分場の残余年数ゼロの時を同時に先送りできると考えています。
廃棄物の再資源化を推進し、再生骨材を活用した高品質・高信頼のコンクリート製品の最適な製造法を開発・普及させることで、サステナブルな社会の実現を目指します。
組織と運営方針
部会の詳細を知る
CPIでは、活動を通じて生じた様々な課題をまず理事会で協議し、その対処案を総会に諮って決議するプロセスで運営しています。理事会は、代表理事または理事の発議により不定期に開催されます。総会は、4月の年次総会と10月の秋季総会の年2回開催されます。年次総会はWeb形式で行われ、前年度(前年4月〜当年3月)の活動報告・会計報告とともに、当年度の活動について協議・決議する場となります。秋季総会は対面形式で行われ、当年度活動の中間報告や情報交流を目的としたイベントが中心となります。
具体的な活動は、理事会が発案し総会で承認された「部会」が担います。活動の中で特に中心となるのが、再生骨材の品質およびその使用方法に関するガイドラインの作成と周知です。その他にも、いずれ多様な部会が設けられ、会員は関心のある部会に参加することができます。部会長は会員の互選により選任され、部会の運営は部会長と部会員に委ねられます。また、会員の要望に応じて、協賛会員等の協力のもと講演会・研修会を開催するほか、国内外への視察なども実施する予定です。
協会概要
- 代表理事
- 北原 哲五郎株式会社タイガーチヨダ取締役会長
- 理事
- 米澤 悟株式会社よねざわ工業代表取締役社長
- 理事
- 栁澤 佳雄エスビック株式会社代表取締役会長
- 理事
- 浅岡 直人株式会社ユニソン代表取締役社長
- 理事
- 石井 克侑太陽エコブロックス株式会社代表取締役社長
- 理事
- 山口 芳美日本興業株式会社代表取締役社長
- 顧問
- 竹村 公太郎土木工学博士(専門:河川工学)
元国土交通省河川局長
現在日本水フォーラム代表理事
作家 / 歴史学者
